北欧デザイナーによるSASHIKO「UNIK/ウニーク、北欧デザインの原点」10月5日(水)~8日(土)スウェーデン大使館にて開催

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北欧デザイナーによるSASHIKO「UNIK/ウニーク、北欧デザインの原点」が、10月5日(水)~8日(土)にスウェーデン大使館にて開催されます。それに伴う、北欧デザイナーの刺し子の商品展開のスタートは、アクタス各店にて始まります。

【詳細情報】
タイトル:「北欧デザイナーによるSASHIKO『UNIK(ウニーク) – 北欧デザインの原点』」
日時  :2016年10月5日(水)~8日(土) 10時~17時30分
場所  :スウェーデン大使館 ベルイマン展示ホール 〒106-0032 東京都港区六本木1-10-3
主催  :株式会社アンドフィーカ、Swedenstyle、株式会社アルコデザイン
後援  :スウェーデン大使館、フィンランド大使館、ノルウェー大使館
商品協力:株式会社サンゲツ、株式会社マルアイ、株式会社生産者直売のれん会
リテイルパートナー:株式会社アクタス
メディアパートナー:株式会社ネコ・パブリッシング

スウェーデン大使館での展示と同時に、ACTUSxx店舗(新宿、京都)にて、SASHIKO商品の物販イベントを開催、その後全国各店を巡回いたします。 また、主催者でもあり、北欧インテリア雑貨の輸入卸を行う、株式会社アルコデザインは、10月4日より、公式ウェブサイトScandinavian Pattern Collection.com、および直営店アルコストア(名古屋、大阪)にて先行販売をいたします。
Scandinavian Pattern Collection」詳細URL
http://www.scandinavianpatterncollection.com

日本古来の刺し子は、厳寒な気候と貧しい暮らしから生まれ、東北地方を中心に実用品として発展していきました。その点と線だけで表された文様は、シンプルさゆえに美しく、徐々に装飾品としてもとらえられるようになりました。一方、現在ではその幸福度の高さで知られる北欧も、百年ほどまでは、欧州の中の貧困地域でしたが、手工芸の歴史は17世紀頃までさかのぼり、各地の民族衣装にはその地域性に根差した個性的なデザインの刺繍が施されています。

「UNIK(ウニーク)」とは、一人ひとりの個性、一つひとつの価値を尊重したスウェーデン語の表現です。今回の展覧会では、個々のデザイナーが、自分の育った場所の自然や風景、影響を受けた経験、漠然とした心象風景など、自分の心の原点に立ち返り、そこから発想した刺し子文様のデザインを作り上げました。

一口に北欧と言っても、国によって歴史的背景も異なりますし、同じスウェーデンでも、北部と南部、都市部と田舎とでは、文化や感覚も異なります。それぞれのデザイナーが、その地ならではのこだわりや、自分の原点を見つめながらデザインすることで、表現に個性が生まれ、私たちは、一つ一つのシンプルな刺し子デザインのなかに、北欧の自然、風景、生活など、日本では紹介されてこなかった日常の暮らしを感じることができるのです。

北欧デザイナーがデザインした刺し子デザインは、大阪成蹊短期大学生活デザイン学科と連携し、手刺しの花布巾に仕立てられました。学生たちは、ミシンを使えばすぐに縫いあがる直線縫いを、一針一針手で刺すことによって、布を大切に使うという刺し子本来の意味に気づき、素朴な作品となりました。

<北欧デザイナーがデザインした刺し子文様28柄を、日本のデザイン学生が花ふきんに刺繍>cathy-sashiko

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さらに、これらのデザインは、日本の刺し子にとどまらず、北欧スタイルのSASHIKOとして、インテリアを中心としたさまざまな商品へと商品展開していきます。北欧と和が融合したSASHIKOデザインの商品が、人々の暮らしのなかで楽しまれ、大切に使われていくことが、このプロジェクトの目指す方向です。

<サンゲツにて商品化された北欧刺し子文様のデコレーションテープ、ガラスフィルム、壁紙>
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