オーレさんがいちばん脂に乗っていた時代が「マゼッティ」仕事していたときです。1956年から1958年と短かったのですが、コーポレーション・アイデンティティを任されて、とても楽しく充実した期間だったそうです。
その時代にマゼッティのためにデザインしたチョコレートAvantiは、中身もパッケージも全てオーレさんが手がけました。ひとつひとつが異なるデザインで、まるで手づくりのようなチョコレートパッケージ。期間限定の幻のデザインとなりましたが、化石化した当時のチョコレートが、今でもオーレさん宅に保管されています。こんなチョコレートが、今また作られたら素敵ですね。食べるのがもったいなくなりそうです。(実際オーレさんが直接送ったお友達は、食べるのがもったいなくて、しばらく飾っていたそうです)