1970年に設立された10グルッペンは、2010年で40周年を迎えます。先週のFormexで発表された新作は、カラーバリエーションで新しく生まれ変わった復刻版でした。設立から40年経った今では、デザイン界の巨匠たちとなったトム・ヘドクヴィスト、ビルギッタ・ハーン、インゲラ・ホーカンソンの3人がティオグルッペンを支え、毎年タイムレスなグラフィックデザインとオリジナル商品を発表しています。
ストライプといえば、アーラ社のミルクパッケージを思い浮かべませんか。ミルクパッケージもデザインしているトム・ヘドクヴィストの新作は、1990年に発表されたRadio Zの復刻版Radio Z IIです。
手描きのような動きのあるデザインがビルギッタ・ハーンの特徴です。新作は1973年に発表されたBöljanの復刻版Böljan IIです。
紙を切って貼ってデザインを考えるインゲラ・ホーカンソンの新作は、特徴的なドットです。1985年に発表されたCiaoの復刻版Ciao IIです。
Formex会場にはそれぞれのピンクバージョンもあったのですが、画像が手に入っていません。ノスタルジックな雰囲気のピンク(桃色の方が合っているかも)もいい味を出していました。
ティオグルッペンのデザインがキッチンペーパーとトイレットペーパーとなってスーパーで販売されています。こんなにかわいいトイレットペーパー、本来の使い方できますか?
そうだったんですね。スーパーで見かけてかわいいな…って思っていました。
ちゃんと10Gruppenと書いてあるのに気がつきませんでした。