スウェーデンの伝統工芸の収集が充実している北方博物館(Nordiska museet)にて、織物展示会が5月9日から9月30日まで開催されます。100〜200年前は農業と手工芸で成り立っていた北ヨーロッパの貧困国であったスウェーデンでは、手工芸に関して17世紀ごろに遡る歴史があり、各地で独特な手工芸が発達しました。各地に独特の刺繍や編み物、織物のパターンが生まれ、今でもそのパターンが引き継がれています。しかしながら、現代では日本と同様に伝統工芸をビジネスとして成り立たせることは困難であり、次世代に引き継ぐことが難しくなっています。廃れつつある伝統工芸は、地元の人々や手工芸を愛する人々によってヘムスロイド協会が作られ、必死に守られています。そのヘムスロイド協会は、今年100周年を迎え、さまざまなイベントが企画されています。100周年記念サイト
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