ストックホルムファニチャーフェアが終わると、翌週からアンティクフェアが開催されます。1〜2月にかけての冬まっただ中の間、ストックホルムでは少しでも気分を高めるためにデザインイベントが目白押しです。アンティクフェアはファニチャーフェアとはかなり客層が異なります。年齢層も上がり、お金を持っていそうなスノッブな人たちが多い印象です。特に初日のオープニングでは、ネクタイ姿や着飾った年配の方たちをたくさん見かけます。お宝アンティークを前にしては、服装にも気を使うべきなのかもしれません。スウェーデンでは若者はカジュアルですが、年配者は身綺麗な人が多いように思います。自宅でもきちんとした恰好をしていて、そういう姿勢は見習うべきかもしれません。
アンティクフェアでは新作や著名デザイナーが注目されるということはありませんが、初お目見えの豪華アンティークが登場します。家が買えるようなお値段のお宝もあり、質の高いアンティークはどんどん価値が上がります。スティグリンドベリなど人気の高い北欧アンティークは年々お値段が上がっていますので、投資の意味も込めて奮発してもいいかもしれません。