スウェーデンの保育関連情報を発信していきます

新しいカテゴリーとして「スウェーデンの保育情報」を作りました。スウェーデンの子育てや保育園のシステムなど、スウェーデンの保育関連情報についてアップしていきます。

スウェーデンは100年以上に及ぶチャイルドケアの経験があり、国際的にも高い評価を得ています。 スウェーデンならではの保育システムは、科学的根拠を基に考えられたエジュケア(EDUCARE)と呼ばれるもので、教育(Education)と保育(ケア/Care)の双方の大切さを持ち合わせています。

スウェーデンの保育園では、子どもたちが学校教育で学ぶための基盤を築き、社会システムが自然と身につくように基礎教育に力を入れています。 保育園では子どもたちの発達を強化し、安全で刺激的な環境を与えます。 男女平等、さまざまな差別のない社会、労働市場において女性の能力を解放するなど、 日本でも注目の高まっている「ダイバーシティ」 な社会を築くためには、就学前の子どもたちの教育が重要と考えています。

女性の社会進出が進んだ1970年代のスウェーデンでは、現在の日本と同様に、さまざまな議論や改革が進められました。男女に於ける仕事と家庭の関係への画期的な改革となった両親育児休暇制度が始まり、男女平等はその後の政策で最も重要な課題になりました。職場や家庭や子育てでの男女平等が進められていきました。両親休暇制度により育児休暇中にも給料の80%の収入が保証されます。一部の企業では残りの20%を補助し、育児休暇中でも100%の給料が受け取れる社員もいます。

スウェーデンには「差別オンブズマン(DO)」という差別と平等の権利のための政府機関があり、育児休暇についても職場で不当な扱いを受けないように監視しています。

スウェーデンスタイルでは、スウェーデンの保育システム全般のプラットフォームを持つ機関と提携し、教育、ケア、環境、インテリア、デザインなど、スウェーデン保育の全てにおける必要な情報やノウハウ、サービスを提供していく予定です。

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