「スウェーデンから見る日本」で日経に寄稿されているスウェーデン在住歴の長い高見幸子さんの記事が参考になります。「政治家や保育園、幼稚園の経営者といった大人から、子育ての思想や将来ビジョンだけでなく、少子化・待機児童問題について根本的な原因分析をする姿勢なども感じられず、ただ、対症療法と既得権の温存を優先させている」という日本の現状についての感想がとても共感します。「日本では、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省が管轄しています。スウェーデンは保育園と幼稚園を統一し『就学前学校』として、教育庁(日本では文部科学省にあたる行政機関)の管轄においています。スウェーデンがなぜ、教育庁の管轄にしたかというと、人間は1歳から学びが始まると考えているからです。そして、管轄が教育庁に移ることで、子育て支援が、親の視点から子どもの視点に移行しました」という部分、まさに私がSweducareを通して、スウェーデンの保育事情を伝えたい部分です。詳しくは記事をご覧下さい。
待機児童はほぼゼロ、スウェーデンの保育園の秘密
働く女性多いスウェーデン 背景に主婦の地位の低さ