ストックホルムのインテリアフェアFormexに出展

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来年の1月にストックホルムで開催される、北欧最大級のインテリアフェアFormexに出展いたします。スカンジナビアンパターンコレクションのプロジェクトとして、昨年の10月に東京のスウェーデン大使館に出展した北欧デザイナーの刺し子に加えて、日本の三大刺し子、津軽こぎん、菱刺し、庄内刺し子についてもご紹介します。

Formexにはずっとプレスとして参加したり、スカンジナビアンパターンコレクションのデザイナーに出会った場所でしたが、今回は初出展します。出展となると準備も大変で、まだまだ整っていないことも多く、当日を無事に迎えられることを願うばかりです。

今回はゲストとして出展します。つまり一般的な出展と異なり、営業的というよりは文化的な出展になるため、日本の伝統的な刺し子について、わかりやすく紹介したいと考えています。弘前こぎん研究所からは、ミニチュアのこぎんと模様ベルトをお借りして出展します。それぞれの刺し子の映像を流し、刺し子がどのようなものかを伝えたいと思っています。実際にそれぞれの刺し子を自分で刺してみましたが、なかなか奥が深くてはまりました。偶数や奇数の縫い目を几帳面に刺し続けることで、みるみると美しい文様ができあがっていきます。

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展示会場のレイアウトについては、前回のFormexでトレンド展示を担当したスタイリストのTina Hellbergさんのアドバイスをいただきました。Tinaさんはイケアやイッタラなどの有名企業のスタイリングを担当する売れっ子です。Tinaさんは昨年日本に家族で訪問されていて、日本のシンプルなデザインの大ファンです。Tinaさんのスタイリングにはどこか和を感じるところがあります。

刺し子展では、Tinaさんにアドバイスを受けて、会場に昨年の最優秀家具賞を受賞したテーブルLandalaと、椅子Idaを借りて展示することにしました。デザイナーはシンプルでクラシックな家具を手がけるEmma Olbersで、製作はカールマルムステンなどのクラシック家具を手がけているスウェーデンの家具メーカーTre Sekelです。Emma Olbersは、まるでカールマルムステンのようなタイムレスで洗練されたデザインの家具をたくさん手がけています。私たちの作品としっくりと合うことでしょう。Tre Sekelは、2月に開催されるストックホルムファニチャーフェアに出展します。

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