スウェーデンハウスリフォームのウェブサイトにて、55+の北欧ライフスタイルが公開されています。
2回目のインタビューはエヴァ・ヘドルンドさんです。
68歳のエヴァさんは、毎週末のようにあちこちにハイキングやトレッキングを
企画しては出かけ、その様子が本人のフェイスブックで伝えられています。
帰ってきたと思ったらまたすぐに別の場所に出かけるという、活動的な方です。
エヴァさんとの出会いは、エヴァさんが企画した
南スペインのアンダルシア地方へのトレッキングに参加した時でした。
60歳以上の参加者が多く、少人数で和気あいあいとしたツアーでした。
参加者の様子から、それほどハードではないと思っていたのですが
実際は毎日8時間くらい歩いて丘稜を越えるというわりとハードなものでした。
私としてはかなり大変でしたが、歩くたびに変わる360度の素晴らしい景色に目を奪われ
ハードと思いながらも気持ちのいい汗をかくことができました。
専門ガイドが付き添い、場所や歴史について説明してくれたので、
自分がどんな土地を歩いているのかをよく知ることができました。
放牧されているイベリコ豚にも出会うことのできた貴重な旅でした。
その時に目にした、アンダルシアの景色をいくつかご紹介します。
エヴァさんは、ヨーロッパのあちこちでのトレッキングやハイキングを企画し
ほぼ毎週のように出かけています。
もちろんスウェーデン国内の1日でまわれるハイキングも企画しています。
エヴァさんが企画するハイキングは、ただ歩くだけでなく
瞑想する時間を持つことが魅力です。
エヴァさんの愛読書でもあるハンス・エリックという放浪巡礼司祭が唱えた、
ハイキングの途中で7つのキーワードについて考えることで、
日常的なストレスや心配事から解放される瞑想の時間を持つものことができます。
その7つのキーワードとは、
自由、シンプル、沈黙、くよくよしない、
ゆっくり、スピリチャル、分け与える心です。
抽象的なキーワードの答えを出すのは難しそうですが、
深く考えずに直感的に浮かんだ思いを言葉にします。
無の状態になることで身も心もリフレッシュでき、
大自然の美しい風景を見るだけで心が洗われ、
生きるエネルギーがみなぎってきます。
身体を動かし、瞑想して心を平常に保つことも
55+のアクティブシニアにとっては、元気の源になるようです。