©Sköna hem
住宅展示場の素敵なインテリアを見て、こんな家に住んでみたいと思うことってありますよね。それくらいインテリアは人々を魅了します。スウェーデンで自宅を販売する場合、室内をプロのインテリアスタイリストに任せて美しくして、より価値を上げて販売します。リフォームして価値を高めて販売することもよくあることです。今回は、スウェーデンの家を売る前の内覧会で、よりステキに見えるインテリアのコツをご紹介します。普段の暮らしのインテリアとしても役立つ情報です。
インテリア誌Skoha hemで見つけた記事は、自宅の内覧の前に美しくスタイリングする5つのコツについてです。記事を書いたのは、昨年のインテリアブログ賞を受賞したJannice Wistrandさんで、風水にも精通しているインテリアスタイリストさんです。
1、室内の色のトーンを揃える
調和の取れた色合いは、部屋全体をすっきりと見せ、居心地のいい空間を作り出します。基本となる色を決めたら、それに調和する色で全体を整えます。居心地のよさそうな部屋を見ると、購買欲もそそります。
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2、白以外の色で、明るい室内を作り出す
明るい色合いは部屋を広く見せます。白だけでなく、優しい色合いのライトグレーやグレージュ/Greigeなどがオススメです。白以外の色で室内を明るくするには少し工夫が必要ですが、白よりもステキ感が高まります。
Janniceさんが提案した「グレージュ」とは、グレイとベージュの落ちついた色合いの中間色です。グレージュな色合いと、グレージュを使ったインテリアは、落ちついた上品なイメージを作り上げます。
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3、不必要な家具を取り除いてスッキリとしたスペースに
内覧に来る人々は、置かれている家具を見にくるわけではありません。どのように暮らしたいかというイメージを膨らませてもらうためにも、置く家具は最小限にしましょう。
4、個人的なものは取り除く
内覧の場合、所帯じみていない空間であることが大切です。とはいえ、温かみの感じる部屋であることも大事なので、その家らしい絵や写真を飾るといいかもしれません。
5、トイレにグリーンを飾る
室内にお花がお花が飾ってあると、なんだか嬉しい気分になります。特にトイレに植物を飾ると安心感が高まります。カゴや小さな花瓶に入れたグリーンをちょっと飾るだけで、全体のバランスもよくなります。
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内覧用に限らず、普段のインテリアの参考にもなりそうです。ステキな空間は居心地のいい暮らしを作り出します。