個々のデザイナーが、自分の育った場所の自然や風景、
影響を受けた経験、漠然とした心象風景など、
自分の心の原点に立ち返り、
そこから発想した刺し子文様のデザインを使い
日本のていねいなものづくりで、
刺し子の機械刺繍のポーチを作りました。
シナモンロール by リンダ・スヴェンソン・エデヴィント
シナモンロールは、スウェーデンのお茶の時間
フィーカに欠かせないアイテムです。
リンダさんが子どものころのフィーカの思い出です。
学校から戻って家のドアを開けると、
焼きたてのシナモンロールとコーヒーの香りがただよいます。
リンダさん宅では、週末の決まった時間にフィーカを楽しんでいます。
ルンメ/スイレン by エリーナ・
エリーナさんは、フィンランド西海岸のボスニア湾にある小さな島に
家族のサマーコテージがあり、夏場によく訪れるそうです。
その小さな島には水辺にたくさんのスイレンが咲いています。
水面を覆ったスイレンの花が、風に揺られている様子がとても印象的で、
太陽の光で真っ白く輝くスイレンの花を描いています。
グラフィックカンバセーション by ヴィクトリア・ハムベリエ
ヴィクトリアさんが、子どものころにお気に入りだった
水玉模様のワンピースからインスピレーションを得て、
丸三角四角というシンプルな形に
さまざまな感情や気持ちを表す顔の表情を描き込んでみました。
なかなか面白い表情が出来上がっています。
湖畔の丘 by マリーン・サンドブロム・エーク
マリーンさんが暮らすノルウェーとの国境に近いヴェルムランドは、
ニルスの不思議な旅の作者の故郷でもあり、
ニルスの世界に出てくる丘陵の景色が広がっています。
この地の景色と鳥と花がモチーフになっていて、
ニルスに登場するガチョウも描かれています。
マリーンさんは、ニルスの世界と同じ景色を見ているようです。
ポーチはネットでも販売しております。
ただし少量生産のため、在庫がない場合もございますので、ご了承下さい。
北欧デザイナーによる刺し子柄、
次回はデニム生地のポーチをご紹介します。