スヴェンスクテンの新しいインテリア提案「Who are you/あなたは誰?」


出典 Svenskt Tenn

スウェーデンインテリアの老舗として、不動の地位を築いているスヴェンスクテン/Svenskt Tenn。1924年の創業から、品質の高い商品を変わらずに作り続け、多くの人々の支持を得ています。

秋のインテリアフェアが始まる8月下旬に、スヴェンスクテンの新しいインテリアが発表されました。

「Who are you/あなたは誰ですか?」という問いかけが、今回のインテリアのコンセプトです。

「人は誰もがみな異なり、さまざまな好みがあります。自分らしさの感じられるインテリアこそが真の自分の居場所です。あなたの好みの家具や小物を選び、自分にフィットした暮らし見つけてみましょう」

というコンセプトとともに、4つのインテリアシーンを提案しています。4つのインテリアシーンにはそれぞれムードボードが作られ、コンセプトも明確にしています。

 

1つ目は、明るい色彩と素材を集め、クリーンでシンプルなインテリアを表現しています。北欧の森や海、ベリーなど、自然の中にある色合いをコントラストに組み合わせています。

 

2つ目は、洗練された素材と暗めの色合いを組み合わせたインテリアです。スタイリッシュなフォルムの家具に、赤や色味の強いパターンをアレンジすることで、エレガントでマイルドな空間になります。

 

3つ目は、白とナチュラルカラーをメインにしたインテリアです。白を基調にしたファーや織りものなど、素材感の異なる小物を組み合わせて、個性的な空間を表現しています。

 

4つ目は、伝統的で特徴的な家具を組み合わせ、タイムレスで世界中の誰にでも受け容れられるインテリアを表現しています。世界のどんな地域に暮らしてる人にとっても、居心地のいいインテリアです。

 

スヴェンスクテンのインテリアは、タイムレスでいつまでも長く使えるデザインで、北欧の人なら誰もが憧れる高級ブランドです。

スベンスクトテンの家具やファブリックを揃えるのはお金もかかりますが、気に入ったパターンのクッションをひとつでも飾れば、部屋がワンランクアップしたように感じられます。

時間をかけてお気に入りを少しずつ増やしていくのも、老舗インテリアブランドとの楽しい付き合い方です。

 

スヴェンスクテンのデザイナーであるヨセフ・フランクと、創業者であるエストリード・エリクソンは、インテリアについて次のように語っています。

「古いものと新しいものをミックスしたり、形や色の異なる家具を配置することは、自分の好きなようにやったらいい。ホームインテリアは、厳密に計画を立てたり、研究したりする必要はなく、そこに暮らす人が好きなように集めたものをアレンジすれば、やがてそれらが調和して心地のいい空間になる」
ヨセフ・フランク

「ホームインテリアは、居心地がいいことが最も大切です。高級品と安いものがミックスしていても、それらをうまく組み合わせようと考える必要もありません」
エストリード・エリクソン

 

つまり、高級なものも安いものも、新しいものも古いものも、自分が好きなものなら何を飾ってもいいということなんですね。そのうちだんだんと自分らしく馴染んでくるのが、自分らしいインテリアになります。

このように、「自分にフィットした暮らし」は、秋の北欧インテリア界のキーワードのようで、インテリアフェアFORMEXでも「デザインとは?」という問いかけがありました。フェアやショップで提案されるさまざまなデザインやインテリアの提案を参考に、自分にフィットした暮らしを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

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