今求められているスウェーデンデザイン、家具

| 2018-07-02 | 0 Comments

スウェーデンで最も大きなデザイン賞「デザインS/DesignS」。2年ごとに発表される受賞作品の「家具」について、ノミネート作品も含めてご紹介します。

家具デザインといえば、北欧を代表するデザインのカテゴリーです。北欧最大級のデザインイベント、ストックホルムファニチャーフェアでは、毎年北欧の大手企業や新鋭企業が新作を発表します。今回のノミネート作品には、今年のファニチャーフェアで「ベスト・プロダクト」に選ばれた、日本人デザイナー倉本仁さんの椅子「Jin」も含まれていました。最優秀デザインには選ばれませんでしたが、なかなか検討されました。

 

最優秀作品名:CUSHY
受賞者: Gripner & Hägglund

ヤルフェラ地区の公園のベンチ

公園にいながら、まるで家にいるような感覚になるベンチです。公園にあるベンチというと、すわり心地のいいものでもないし、すわってみたいと思わせるものでもありません。そこで彼らは、すわってみたいと思わせるベンチのデザインにこだわりました。何がすわってみたいと思わせるかを考えたところ、リビングルームにあるクッションのふわふわ感と、丸みのあるデザインが、心地よさそうですわってみたいと思わせるものだと気付きました。メッシュのメタルに丸みをつけて、まるでクッションのような見た目のベンチが出来上がりました。リビングルームのように、1人用と2人用のソファをデザインしました。

 

ノミネート作品:JIN
デザイナー:倉本仁

椅子Jin

亜麻繊維という家具としては珍しい素材を使い、家具を新しい形態で表現しています。倉本さんの知識とメーカーであるOffecctが提供した新素材とのコラボレーションにより、耐久性がありながら、脚の部分も含めて中をすべて空洞にすることで超軽量な椅子が仕上がりました。椅子には倉本氏本人の名前「JIN/仁」がつけられていますが、メーカーからの要望だそうです。今年のストックホルムファニチャーフェアで発表され、「ベスト・プロダクト」に選ばれました。

 

ノミネート作品:Agda – Character Collection
デザイナー:Front

Ire家具のキャラクターコレクション、Agda

女性デザイナーデュオFrontの作品です。伝統的な形と強いキャラクターを持つ椅子で、Ire家具のキャラクターコレクションのひとつです。北欧の伝統的な椅子の形と昔ながらの織物からインスピレーションを得て、背もたれの部分に布製ベルトを採用し、心地よくて、軽いアームチェアAgdaが誕生しました。等身大の馬や豚を照明のオブジェにするなど、一風変わったアイデアで一世を風靡したFrontは当初4人で活動していましたが、その後3人になり、今は2人で活動しています。

 

ノミネート作品:Arrow
デザイナー: Erik Petter Järkil

家具シリーズ、Arrow

名前の通り、足元が矢印の形をしている家具シリーズです。クラフトマンシップを誇る美しい仕上がりの家具です。

 

 

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Category: 北欧デザイン&インテリア

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