今年のゼラニウムが発表されました。
通常は、今週開催されるガーデニングフェアの初日に発表されるのですが
現在全てのフェアはコロナ情勢のためキャンセルとなっており、
今回はTVの朝番組内での発表となりました。
解説したのは、スウェーデンを代表するフラワーアーティスト、グンナル・カイさんです。
グンナル・カイさんはノーベル賞晩餐会のフラワーアーティストを11年にわたって手がけ
花に関するさまざまな展示会も手がけています。
スウェーデン人の幸せの象徴である花、ゼラニウム。
毎年「今年のゼラニウム」を発表するのは、
スウェーデンの花をプロモーションする協会Blomsterfrämjandetです。
今年選ばれたのは「タンゴディープローズ・ウィズ・アイ」。
花びらの色合いに特徴があります。
中心部に白い部分があり、花びらは赤とピンクが絶妙に混ざり合っています。
まるで水彩画のような芸術的な色合いです。
鉢植えのゼラニウムを窓辺に飾るの一般的ですが
この品種は雨風に強いので、バルコニーや玄関まわりなど
屋外で育てることを勧めています。
サイズの異なる鉢に入れると動きがでます。
数輪をとって小さな花瓶にいれ、テーブルに飾っても素敵です。
画像出典:Blomsterfrämjandet/Ida Magntorn
今年のゼラニウムを紹介したグンナル・カイさんの映像が公開されています。
そろそろガーデニングの支度を始める季節になりました。
今年のストックホルムは雪のない暖冬で、すでに桜も咲いてきました。
外出もままならない現状ですが、そろそろタネ植えから初めて
ガーデニングを楽しみたいと思います。