スウェーデンの幸せの象徴「ゼラニウム 」2020年の花

今年のゼラニウムが発表されました。

通常は、今週開催されるガーデニングフェアの初日に発表されるのですが

現在全てのフェアはコロナ情勢のためキャンセルとなっており、

今回はTVの朝番組内での発表となりました。

解説したのは、スウェーデンを代表するフラワーアーティスト、グンナル・カイさんです。

グンナル・カイさんはノーベル賞晩餐会のフラワーアーティストを11年にわたって手がけ

花に関するさまざまな展示会も手がけています。

 

スウェーデン人の幸せの象徴である花、ゼラニウム。

毎年「今年のゼラニウム」を発表するのは、

スウェーデンの花をプロモーションする協会Blomsterfrämjandetです。

今年選ばれたのは「タンゴディープローズ・ウィズ・アイ」。

花びらの色合いに特徴があります。

中心部に白い部分があり、花びらは赤とピンクが絶妙に混ざり合っています。

まるで水彩画のような芸術的な色合いです。

 

鉢植えのゼラニウムを窓辺に飾るの一般的ですが

この品種は雨風に強いので、バルコニーや玄関まわりなど

屋外で育てることを勧めています。

サイズの異なる鉢に入れると動きがでます。

数輪をとって小さな花瓶にいれ、テーブルに飾っても素敵です。

画像出典:Blomsterfrämjandet/Ida Magntorn

今年のゼラニウムを紹介したグンナル・カイさんの映像が公開されています。

そろそろガーデニングの支度を始める季節になりました。

今年のストックホルムは雪のない暖冬で、すでに桜も咲いてきました。

外出もままならない現状ですが、そろそろタネ植えから初めて

ガーデニングを楽しみたいと思います。

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