グロッグ/glöggはクリスマスの時期に売り出されるホットワイン。
寒くなる季節に温めたグロッグを飲むと、身も心もほっこりします。
グロッグはクリスマスの風物詩であり、
グロッグを店頭で見かけるようになると、クリスマスがやってきたと感じます。
グロッグの大手メーカーBlossaは、2003年からその年のグロッグを発表しました。
それまでのグロッグといえば、赤ワインか白ワインだけでした。
Blossaは、毎年新しい風味のオリジナルグロッグを作ることにしたのです。
初めてのグロッグはオレンジ風味でした。
真ん中に大きく「03」と入ったシンプルな赤いボトルで、
それまでのワインボトルの形とは異なるシェイプでした。
この初のグロッグはあまり注目されることはなかったのですが
年を重ねるごとに注目度が増していきました。
毎年の年度のフォントが工夫され、
そのうちに風味に合わせて国がテーマとなり、
日本がテーマとなった2012年は柚子と生姜風味で
書道家が描いた「12」が採用されました。
今年は20周年を迎え、初心に戻ってグロッグの発祥の地がテーマとなりました。
100年以上前に、初めてのBlossaのグロッグが瓶詰めされた場所である
ストックホルムのガムラスタンをモチーフにしたボトルデザインです。
お味の方は、ラズベリーのフルーティさと
その甘みをポップがバランスよく補った後味がクリアな白のホットワイン。
ホップの香りは、スパイスのクローブが引き立て、
すべてのマリアージュがウットリした体験になります。
今回は初めて、ノンアルコールのボトルも登場しました。
ここ最近、ノンアルコールが求められる中、やっとの登場です。
ボトルには細工が施され、冬の暗闇の中でボトルが光るそうです。
それに加え、今回はナント!コラボ商品も登場しました。
キャラメルのPärlans konfektyrとのコラボにより
これまでの毎年のグロッグ風味に採用された
クラウドベリー、サフラン、レモン風味のキャラメルチョコです。
当初はキャンペーンでしか手に入らなかったのですが
たくさんの要望で、一般にも販売されることになりました。
それをオンライン販売で発見した時はすでに完売。
もう手に入らないだろうと諦めていたところ、
Pärlans konfektyrの店頭で発見!
すぐにゲットしました。
ということで、アドベント初日である12月3日に
アドベントキャンドルと一緒に記念撮影。
味見をするのはクリスマスまでのお楽しみです。