世界第2位の家電メーカー「エレクトロラックス」から生まれるイノベーション


エレクトロラックス本社、歴史的な掃除機が展示されているエリアに立つクリスティアネさん

前回に引き続き、エレクトロラック社の窓口である、シニア・コミュニケーション・イレクターのクリスティアネ・ベルフラゲさんに、エレクトロラックスが生み出すイノベーションについて聞いてみました。

Q「電気掃除機や冷蔵庫など、数々のイノベーションを生んでこられてきましたが、なぜ、こんなにも多くの発明をすることができたのでしょうか」

A クリスティアネ・ベルフラゲさん

私たちの強みでもある、常に消費者を中心に置いて商品開発していることが、様々なイノベーションにつながっています。新商品が出た後に、その使い勝手について消費者の声を聞きます。デザインや使い勝手はいいけれど、ちょっと音が大きい、ちょっと重いといった細かい意見を伺い、それを商品改良に役立てます。

ステッィク型掃除機は、まさしく消費者の意見を反映して開発されたものです。掃除機を取り出すのが面倒だという声から、 簡単に手に取れて気軽に掃除ができるスティック型掃除機は、エレクトロラックスを代表するロングセラーとなりました。2001年に世界初のロボット電気掃除機「トリロバイト」 が生まれたきっかけは、掃除をする時間を省きたいという消費者の声でした。当時は価格が高くて大きな市場にはなりませんでしたが、今ではロボット掃除機は一般的な商品になっています。当社からも、近々最高の品質を誇るロボット掃除機が発売される予定です。


2001年に発売された世界初のロボット電気掃除機「トリロバイト」
リンク:2003年に当メルマガから発信した「トリロバイト/Trilobite」について

次回につづく

 

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