北欧インテリアフェアFormex、2026年春のテーマは「光、暮らし、そして憧れ」

年が明けた真冬の1月と2月のスウェーデンは、デザインイベントが目白押しとなります。

毎年のデザインの幕開けとも言える、1月に開催されるFormex、

今年のテーマは「光、暮らし、そして憧れ/Light, Life and Longing」でした。

今年は雪が積もり、今までにない寒い冬が続いていますが

そんな中、春を感じる明るい色彩でワクワクさせてくれるイベントです。

とはいえ、今回は出展者がますます減り、英語での情報も少なく

より国内向けのイベントになっているように思います。

去年出展していた企業は今年はいない、というところもあり、

出展企業が限定されてきた印象です。

そしてとても目についたのは、ライセンスの数々です。

中でも、スティグ・リンドベリとムーミンを使ったグッズがますます増えていました。

こちらは、リンドベリのパッケージに力を入れているTehuset Javaのブースです。

今年はリンドベリの幻と言われるりんご柄のPallのパッケージが登場していました。

1963から1964年にしか製造されなかったPallは、なかなか手に入らない貴重なヴィンテージ。

パッケージとして気軽に見られるのは嬉しいかもしれません。

紅茶のお味は、パッケージに合わせたアップルドリームです。

南スウェーデンのカルマールチョコレートでも

リンドベリとムーミンのパッケージのチョコレートを発表していました。

大きなムーミン人形も印象に残りました。

そしてもうひとつ、ムーミンとリンドベリの商品があったのは

インテリア雑貨のプルート/Plutoprodukter

ショッピングバッグやキャンドルなど、かわいいグッズがありました。

Formexで私が好きなのは、素敵にアレンジされた各ブースの展示です。

今回のトレンドカラーが優しい色合いだからか、ノルディックソフトな心地のよい色合いの展示が多くありました。

今年のテーマである「光、暮らし、そして憧れ」を3つのカテゴリーに分け

それぞれのトレンドカラーも発表されました。

ラッキースター、ブルームーン、サンライズサンセットです。

トレンドカラーは毎回発表されますが、色の組み合わせの絶妙さにいつも感動しています。

北欧の強みは、このような色のセレクトと、その組み合わせに尽きます。

もう20年以上もお付き合いのある同世代のBengt & Lottaのブース。

彼らは今でも現役で活躍しています。

今回ちょっと驚いたのが、日本でライセンス展開をしているmoz。

mozといえばヘラジカのロゴが有名で、ホームインテリア系の商品がメインなのですが

今回はなんと、バッグを発表していました。

しかもちょっとしゃれたバッグで、別のブランドかと思ったほどです。

mozのスウェーデンでの新しい動き、ちょっと楽しみですね。

Formexでは、トレンドハンターが会場を見せてまわるツアーがあり

とても参考になるため毎回参加しています。

今回はサステナブルツアーで、会場に展示されているおすすめのサステナブルを回ってきました。

中でも気になったのは、オーガニックでリサイクルな生活雑貨を手作りしているowaster

製品も包装はせず、紐で結ばれた紙のラベルのみというこだわりも素敵です。

最後に、1月15日はチューリップの日ということもあり、

カラフルなチューリップも飾られていました。

スウェーデンでは、バラよりもチューリップをよく見かけます。

カラフルなチューリップは、バレンタインデーには赤いチューリップ、

イースターには黄色いチューリップなど、色ごとに季節感を表しています。

カラフルなチューリップは、気分を盛り上げたい時はいつでも。

花屋だけでなく、スーパーでも気軽に買えるチューリップは、国民的な花かもしれません。

さて今回のFormexの印象としては

だんだんと規模が小さくなってくるイベントで

この時期、パリやフランクフルトでもインテリアフェアを開催しており

そちらに出展する人が増えているのかもしれません。

このままだとFormexの今後がちょっと心配です。

もっとテーマをはっきりさせるとか、方向性を変える方がいいのかもしれませんね。

1月末に開催されたフードフェアは、ものすごい盛況でした。

今はインテリアよりも食べ物の時代なのかもしれません。

会場で見たものを少しだけ紹介します。

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