スカンジナビアン・パターン・コレクション(SPC)では、スウェーデンやフィンランドのデザイナー31名をご紹介しています。中でもフィンランド西海岸の洗練された透明感のあるデザインがとても人気で、その中のひとりであるエリーナ・レベシュさんの来日に伴い「北欧デザインと自然」展が、かまわぬ浅草店にて6月24日から29日まで開催されます。
かまわぬ浅草店
台東区浅草1-29-6
TEL 03-6231-6466
エリーナさんが暮らすフィンランド西海岸のオストロボスニアンは、地域一帯に山がないことから、アルゼンチンの平地を意味する「パンパス/Pampas」と呼ばれています。夏は短く、冬にはたくさんの雪が降る厳しい気候の地で、フィンランドでありながらスウェーデン語圏であることから、両国の文化が融合し、多くのクリエーターが生まれています。
パンパスの景色
エリーナさんは、SPCデザイナーの中でも特に人気が高く、ユニクロや小川のカサなどにデザインが採用されています。天候など自然現象をモチーフにした想像をかきたてるパターンが得意で、そのアイデアの源がこのパンパスと言われる地域です。この広大な自然からさまざまなアイデアが生まれるそうです。
ユニクロで販売されたストール
ご自身のオリジナルブランドもあり、バッグなどテキスタイル商品を販売しています。
Rebers Design
こちらは、SPCの新コレクションである「パンパス・パターン・コレクション」のエリーナさんのパターンです。SPCでは、北欧の洗練されたパターンを使って、日本の優れた製造技術の商品を作っています。これからもエリーナさんのデザインが使われた、品質の高い日本の商品が生まれることを願っています。